リウマチ初診~治療の流れ
診察前
問診表をお渡ししますので、できるだけ詳しく情報を記載してください。
これまでに他院でリウマチ診療を受けたことがある方で、治療経過、検査データがわかるもがお手元にあれば、初診時にお持ちいただけると助かります。
診察
医師による診察を行い、その結果、リウマチが疑われる場合には、続いて採血・採尿検査とレントゲン撮影を行います。
再診
1週間ほどで検査結果が出ますので、それに合わせて再診を行います。
ここで、検査結果をもとに治療方針を決めていきます。
リウマチと確定診断がついた方は、治療薬の選択に入り、最初の薬が処方されます。
リウマチの場合、どのお薬が有効かはケースバイケースです。再診で最初に選択した薬を飲んでいれば必ず改善するというものではなく、ある程度時間をかけて経過を見ながら、本当に合う薬を見つけ出していくのです。
初診後1~3か月
治療を行っていく中で特に重要な時期です。できれば2週間に1回、難しい場合でも月に1回は必ず診察を受けていただきます。ここでは診察と、採血・採尿検査の結果を元に、選択した治療薬の効果が出ているかどうかを判定したり、副作用がないかをチェックしたりします。
改善が見られない場合は、薬の量を変更したり、薬を追加したり、もしくは別の薬に替えたりしながら、引き続き経過を見ていきます。
初診後3~6か月
月に1回は必ず診察を受けていただき、引き続き診察と検査、それによる治療薬の効果判定や副作用のチェックを行っていきます。一般的には初診から6か月以降も、リウマチの進行を抑えるために薬を続けながら経過を見ていきます。